FilFla “micro carnival”

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サウンドアーティスト、コンポーザー杉本佳一によるFilFlaが約8年振りとなる新作アルバム”micro carnival”がリリースされます。ドラムで参加しています。


FilFla『micro carnival』(CD)

2019年9月25日(水)発売

価格:2,484円(税込)

WEATHER 078 / HEADZ 238

【収録曲】

1. papa mambo

2. Made-Mada

3. breath

4. strike zone

5. mosaic

6. keytarist

7. Half Magician

8. crooked croquette

9. camucamu

10. low bit

11. blue

12. stereo

13. workaholic

14. shy phantom

15. coconut groove

16. petit uchi

17. voyage

18. furrydom

19. Cone Pone Tone

20. tapier

21. whiteland

【Credits】

All tracks composed by Keiichi Sugimoto

Recording engineer(tracks 1,3,9)& Mastering: Zengyo

Recorded(tracks 1,3,9)at Nasoundra Palace Studio

Drums(tracks 1,3,6,9,19): Kazuya Matsumoto

Vocal(tracks 5,17): Tsutomu Satachi

Vocal(tracks 2,3,11,12,13,16,20,21): moskitoo

Art work: Mai Kuroki

Design: Takaramahaya


サウンドアーティスト、コンポーザーとして、数々の楽曲制作や劇伴を手がけ、ソロとしては音楽性によってFourColor、Vegpher、Keiichi Sugimotoと名義を使い分け、音楽レーベルのcubic musicを主宰する(今年で創立20周年)等、様々な作品や活動によって日本のポストロックやエレクトロニカの黎明期よりワールドワイドに評価され、21世紀以降の日本における電子音楽シーンを開拓し、発展させて来た杉本佳一。彼の活動な中でも最もポップ・フィールドにアプローチしているのがFilFla(フィルフラ)で、FilFlaとしては、HEADZからは『Sound Fiction』(WEATHER 047 / HEADZ 147)以来、約9年振り、海外リリース作(オーストラリアのSomeone Goodより)のミニ・アルバム『FlipTap』からも約8年振りとなる新作アルバム『micro carnival』(通算5作目)が遂に完成した。

FilFla作品やライブではお馴染みの女性音楽家moskitooが、これまで通り大々的にフィーチャーされており、透明感の際立ったちょっと憂いのある彼女の表情豊かなヴォーカリゼーションは今作の聴きどころとなっている。初参加となるシンガーソングライターの佐立努(Chihei HatakeyamaとのユニットLuis Nanookとしても有名)はヴォーカルのみならず、作詞を担当し、楽曲も杉本と共作しており、これまでのFilFla作品になかった不思議な彩りを加えている。FilFlaには不可欠な、ソロ・パフォーマーしても活躍している松本一哉のドラミングは硬軟取り交ぜ、今回も非常に効果的に配置されている。FilFla史上、最もポップで、ヴァリエーションに富んだ、華やかな楽曲としっとりとした楽曲が違和感なく同居する、杉本のコンポーザー(メロディー・メイカー)やアレンジャー(サウンド・デザイナー)としての類い希なる才能を遺憾なく発揮した非常に煌びやかでメロディアスな傑作アルバムとなった。